こんにちわ!
なー坊の初心者投資日記になります。
さて、今回はなー坊のとある大損事件について説明します。
前回SIFYTECHNOLOGYの株を保有したことはお伝えしましたが、それと同時期くらいに米国のとある株を買っていました。
それは、ファーストリパブリックというアメリカの銀行株です。
当時、僕はタタモーターズの株を売却して売却益は400万ほどある状態で、次に買う株を探しておりました。
すると、その時期にアメリカの銀行が破綻していっている時期(2023年入った頃)でもあり、ここに目を付けました。
その中でファーストリパブリックという会社も影響を受けて株価がドンと下がっていました。1株150ドルほどつけていた株価がわずか数か月で15ドルくらいまで下がりました。
もちろんこの時はまだ買っていなかったです。
私の見解では、銀行が潰れてきているとはいえ当時13番目の規模を誇る巨大銀行がこのまま破綻していくわけはない!という思いがありました。
それに加え、私の敬愛する投資家ウォーレンバフェットがこういう形での銀行破綻は経済に悪影響を及ぼすということで各銀行にファーストリパブリックへ預金をするよう促したこともあり、ファーストリパブリックには現金が10兆集まったというニュースが出てきました。
僕は、長期で株保有をするため、長い目で見るとこれだけの援助も入ったなら、数年かけて15ドルの株価から50ドルくらいまでは戻るだろうと見込んで株購入しました。
金額でいうと500万。この額はもちろん資産の比率でいうとだいぶを占めております。
そこから長期保有ということもあり基本的には株をチェックすることもなく日常を過ごしておりました。なぜ株をチェックしないかというと、株をチェックすると株の上がり下がりが金額で認識したりして、要はその金額で一喜一憂したくないというのが本音でした。そんなことで一喜一憂していたら身が持たないと。
しかも長期保有のため、時間が経って売却を考える頃に株価をチェックすれば良いなと。。。
そこから1か月ほどが過ぎて、何気なくヤフーニュースを見ていました。
すると
「米国のファーストリパブリック 経営破綻!」という見出しが出てきました。
僕は顔が青ざめて、株をチェックすると15ドルで買った株が1ドルを切ってる状態でした。。。
人生終わった、、、
夢を見ているんじゃないかと
現実でした。
1時間ほど虚無の時間があり、それでも株を売らなければと思い、売却しようにももう株を売れない状態(買う人がいない)で、その株式市場から外されて、PTS市場という裏の株式売買のマーケットがあり、そこで売買される事態となりました。
そこで金額がきまったので、約92セント前後 つまり日本円で10万円で売買が決まりました。
500万が10万になった。。。
500万といえば新卒の子が毎月コツコツ5万ほど貯金して10年ほど貯めた金額ぐらいが1日でぶっとんだ感覚です。
今まで俺は何をしていたんだろう、、、
お金が全てではないが、お金のために仕事をして人生の時間を犠牲にして過ごしてきたのにその時間全てが無に帰す そんな感覚
収入が500万飛ぶのと貯金が500万飛ぶのは訳が違う
絶望の中の絶望
真っ暗な家の中に入ったらそこは闇の世界で、玄関はもう開くことはなく、もう引き返すこともできない状態
そんな状態でした。
それに加えて、保有していたSIFYTECHNOLOGYの株価も下がっていて(この下がりは認識済み)、含み損が300万ほど出ていたため、その瞬間で言うと800万の損失が出ておりました。
電車に飛び込みたくなる気持ちが分かりました。
その後は、仕事をこなしていたのですが、知り合いと話す時にはそんなことを微塵も感じさせない振る舞いをしていましたが、内心は絶望感しかありませんでした。
自殺者の人は周りの親しい人にもそんな予兆や感情を全く見せないとよく言いますが、この感覚がものすごく分かりました。
以上が僕の体験した株式地獄日記です。
次は立ち直るために奮闘した日記を書きます。
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